民事信託とは

民事信託は、例えば、親子、親戚、信頼している知人などに資産を託すものであり、親子であれば無報酬でも始めることが出来ます。
一方で、一般には信託と言えば信託銀行をイメージする人が多く、一部の資産家以外は無関係だと敬遠されているように感じています。
しかし、民事信託は自分の老後の生活を守り、資産を自分の希望するように次の世代に遺すためには、極めて有効な方法なのです。
自分が財産を任せても良い程に信頼できる相手がいるのであれば、財産をあげてしまえば良さそうですが、贈与税の負担も大きく簡単には出来ません。
そんな時に、財産の管理、処分権だけを移転する信託を活用すれば、税負担なしに高齢化対策、相続対策を実行することができるのです。